女性器周辺の手術
締まりを良くする方法とは?|セックスで男性を満足させたい女性にお伝えしたいこと
- 2017.10.20
男性は締まりのある膣を好み、締まりがあることで気持ちよく感じ、セックスもお互いに気持ちの良い時間を過ごせます。
ただ、加齢や出産が原因で膣の締まりが悪くなってしまったり、セックスの回数が増えると出産と比べるとそこまで緩みはないものの、男性にとっては物足りなさを感じさせてしまうかもしれません。
締まりを良くするためには、それぞれの段階での解決法を知り、実践することで改善することが可能です。
今回は、膣の締まりを良くする方法をお伝えしていきたいと思います。
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膣が緩くなる原因
なぜ膣が緩くなるのかというと、このような原因が考えられます。
- 加齢による緩み
- 出産による緩み
- セックスを繰り返すことで起こる緩み
このようなことが考えられます。
加齢による緩み
年齢を重ねることで膣は緩くなってしまいます。
この原因は、骨盤にある骨盤底筋群や膣、肛門周りにある筋肉が緩んでしまうことが起こります。
骨盤底筋群は、骨盤にある空洞の中の筋肉ですが、この筋肉が緩むというのはこのようなイメージになります。
骨盤底筋群などの膣周辺の筋肉が加齢によって緩んでしまうことで、膣の緩みが出てきてしまう可能性があります。
出産による緩み
人間の身体って本当によくできていますよね。
出産をした後に膣が緩むイメージはしやすいとは思いますが、出産前にも膣は緩んできます。
出産をするとき、赤ちゃんは産道を通りお腹から出てきますが、それに備えるように妊娠すると子宮や膣は緩くなる伸びやすい状態に変化していきます。
このタイミングでセックスをすると、パートナーに「緩い。」という感覚を与えてしまうかもしれません。
出産をした後、赤ちゃんが産道を通り、膣壁を押し広げるように出てくるため、その周辺にあった組織は本来の状態よりも伸ばされた状態になります。
このタイミングでよく“筋肉が伸ばされて膣が緩む”と表現されますが、実は筋肉だけが伸ばされてしまったのではありません。
そこで大きく影響を受けているのが靭帯です。筋肉は伸ばされてもまた縮めることができますが、靭帯は一度伸ばされると元に戻りません。
そのため筋肉が元の状態に戻っても、靭帯は元の状態には戻りませんので、その関係で膣の緩みにつながってしまいます。
セックスを繰り返すことで起こる緩み
みなさんも経験があると思いますし、男性の方は感覚的にわかると思いますが、セックスを繰り返していくと膣は緩んできます。
刺激を求めると指を数本入れたり、場合によっていろんな物を挿入して刺激を求めたりすることがあるかもしれません。
そうすると、指が一本のときよりも太いものが挿入されると、膣は徐々に緩んできてしまいます。
このとき筋肉も伸ばされていますが、靭帯も一緒にある程度伸ばされてしまうため、一度緩んでしまった膣は締まりづらくなります。
このような原因で膣が緩んでしまう可能性があります。
膣の締まりを良くする方法
原因から見ていくと、それぞれによって膣の締まりを良くする方法は変わることがわかると思います。
それぞれの原因に思い当たる節が当たる方は、このような改善方法が考えられます。
加齢が原因の場合トレーニングで改善が期待できる
年齢を重ねるごとに代謝が下がるのはなぜでしょうか。ひとつは筋肉量が減るからです。
筋肉は使わなければ減り、それによって代謝は落ちてしまうわけですが、同じことが骨盤底筋群にも言えます。
逆に筋肉は何歳からでも鍛えることができ、年齢に関係なく発達していく。だとすれば、加齢によって弱くなってしまった骨盤底筋群はトレーニングすることで強化でき、膣の締まりや尿漏れなどの改善が期待できます。
骨盤底筋群は、いわゆるインナーマッスルになりますので、トレーニングの際は少しポイントがありますが、行うエクササイズのイメージはこのようなことで十分です。
- 仰向けになり、片膝を曲げ倒す
- 手は、骨盤底筋群に置き意識を向ける
※画像では手の位置がへそあたりになってしまっています。本来は、矢印の下辺りに手を置いてください。 - おしっこを我慢するようなイメージで膝を立てる
- 20回×3セットを毎日行う
このようなトレーニングを行うことで骨盤底筋群を強化することができ、結果的に締まりが良くなったり尿漏れなどの改善に役立ちます。
このトレーニングでのポイントは、矢印の位置にある骨盤底筋群を意識して行うことです。インナーマッスルは“意識を向ける”ことでより刺激を受けるため、ただやるだけでは足りません。
意識をした状態でトレーニングを行ってください。
骨盤底筋群を鍛えることで締まりもある程度改善されますが、男性が満足するぐらいの締まりになるかどうかは個人によって異なります。
ただ、これはやはり筋肉を鍛えてという状態ですので、次にお伝えする方法よりは効果が薄いものとなります。
これらのトレーニングを約2ヶ月ほど行っていただき、それでもまだ締まりが欲しい方は次などにお伝えする方法を参考にしていただきたいと思います。
出産が原因の場合は膣縮小術のパールフィラー注入、もしくは手術を行う
出産をすると、骨盤周囲の組織は大きく影響を受け、先ほどもお伝えしたように筋肉や靭帯は伸びてしまいます。
筋肉は伸縮性があり、元に戻る可能性はありますが、靭帯は一度伸びたサイズから縮まることはありません。
この影響で骨盤周辺、膣の締まりなど出産時よりも戻すことは難しくなります。こういう場合に膣の締まりを求める場合、主に2つの方法が考えられます。
それが、注入法と手術の2つです。
注入法とは?
注入法とは、文字通り膣にフィラーと言われる皮膚充填剤を注入し、膣を内側から膨らませて膣の締まりを良くしていく方法です。
このフィラーにも2種類あり、ヒアルロン酸とパールフィラーとがあります。
わかりやすいイメージとしては、鼻や顎にヒアルロン酸を注入する美容術がありますよね。あれと同じように捉えていただければと思います。
フィラーを膣に直接注射し注入していくわけですが、局所麻酔を使ってから注射を行うためほとんど痛みも伴いません。そして何よりの特徴は施術時間が非常に短く、約10~20分程度で可能です。
もちろん入院、通院の必要もありません。
膣縮小術ではありますが、注入法はこの文字からイメージされるようなメスを入れて行うような方法ではありませんので、比較的に手軽にできる方法でもあります。
ヒアルロン酸注入について
簡単にフィラーを注入すると言われても不安になる気持ちもあると思います。
ヒアルロン酸を注入すると言われると、体外から何かを注入するため何か身体が予期せぬ反応を示すのではないか?と思う方もいるかもしれません。
ただ、その心配はありません。なぜならヒアルロン酸という物質は体内で作られ、合成される物質だからです。
もともと体内にある物質を外部から再度注入するということで、膣の内部を膨らませるため、安全性が高い方法となります。
ヒアルロン酸を注入して、その効果の持続は約6ヶ月~1年と個人によって開きがあり、前もって「●●ヶ月持ちます!」とは言い切れないのが現状です。
これぐらい時期を目安に、徐々にヒアルロン酸は体内に吸収されていくため、効果が薄れていきます。
ヒアルロン酸の注入を勧められる方というのは、一生ではなく、ある一定期間だけ膣の締まりがあればいいという方におすすめできる方法となります。
ゆかりレディースクリニックで使用するヒアルロン酸はフランス製で、全世界50ヶ国以上で使用されています。
マルチリンクされた最初のヒアルロン酸フィラーです。植物性由来のヒアルロン酸原料かつ発酵培養法での洗浄製法で作られているため、「高い安全性」があります。
パールフィラー注入について
パールフィラー注入法は、パールフィラーを膣に注入後、約2週間ほどで非常に薄いコラーゲンの膜(0.02ミリ)が形成され、カプセル化します。
ヒアルロン酸を注入するのと最も違う部分は、効果が半永久的に続くことです。
イメージとしては、水風船があるとします。この水風船は水が漏れていないため水が減ることはないと思いがちです。
でも、見たことがあるかもしれませんが、数日たった水風船を見てみるとなぜか徐々にしぼみ、水も減り、小さくなっています。
これは風船から徐々に水が蒸発したことで起こることですが、ヒアルロン酸を注入するということはこういうイメージに近いと思います。
ヒアルロン酸の場合は、蒸発するのではなく体内に吸収されるということですが、水風船をずっとこの形で保ちたい場合、水の蒸発を防ぐために何かでコーティングする必要があります。
パールフィラーを注入した場合、このコーティングされた水風船のような状態となるため、体内に吸収されることがなく、効果が半永久的に持続するというわけです。
また、万が一のことがあったり何かのご都合などで元の状態に戻したいという場合、カプセルごと取り出すことができ、すぐに対応することが可能です。
このパールフィラーという方法は、美容皮膚科・形成外科の聖地である韓国ソウルにいる女医が開発した独自の施術法です。
女性の悩みである膣の緩みを改善してきた女医が、これまで秘密とされてきた技術を数名の日本人医師に伝えました。この方法が改良され現在の方法となっています。
関西では初めてゆかりクリニックが行い、責任を持って施術を行っています。
パールフィラーの利点
- 即効性がある(注入直後より引き締まりを実感できる)
- 効果が半永久的
- 非毒性で安全(ポリアルキルアミド)
- 化学的・物理的に非常に安定している
- 施術後、カプセルごと取り出しが可能
- 生体適合性が高く、体内で異物とみなされないので、アレルギーテストが不要
- ダウンタイムが短い(手術による皮膚切開やレーザー、高周波による熱変性から粘膜再生、構築までの期間と比較して、約1週間で性行為が可能)
パールフィラー注入とヒアルロン酸注入の違い
パールフィラー注入 | ヒアルロン酸注入 | |
施術時間 | 10~20分 | 10~20分 |
痛み | なし | なし |
注入液の吸収 | 非吸収性 | 吸収性 |
ダウンタイム | 7日間 | 7日間 |
持続時間 | 半永久 | 6ヶ月~1年 |
費用 | 45万円~ (標準5本で注入量による) | 25万円~ (標準5本として注入量による) |
安全性 | 非毒性でアレルギーテスト不要 | 吸収されるので安全だが、種類によっては薬害が法臆されているものがある |
認知度 | できるクリニックがほとんどない | 一般的によく知らされている |
満足度 | 男女ともに満足度が上がる | すぐにヒアルロン酸が流れて効果が実感できないことがある |
手術による膣縮小術について
これまでは、膣にフィラーを注入して内部を膨らませて膣の締まりを良くする方法についてお伝えしてきました。
ここでお伝えする膣縮小術というのは、膣そのものの形を変える手術となります。
具体的には、まずこちらをご覧ください。
女性の膣は膣口といわれる穴があり、この下の部分を切開します。そして、広くなった膣内を狭くするように縫合していきます。
これは、一見すると一口だけ狭くなりそうなイメージがありますが、膣内の奥まできちんと狭くすることができます。
そして、切開すると膣内の環境が少し変わってしまいますので、膣内に元々あるヒダを形成するように切開した部分を縫合していきます。
このような手術をすることで、出産後や生まれつき膣の広い方は、締まりを良くでき、男性にも満足していただける膣内になります。
この手術の特徴は、効果が半永久的であり、出産前やそれ以前の状態に戻すことができる手術になります。
膣縮小術は、それぞれのご希望のサイズなどもあると思いますので、手術前にカウンセリングをしっかりと行ってから手術を行います。
また、子宮に近い位置での手術になるため、高度な技術と豊富な経験が求められる施術方法です。当クリニックでは、産婦人科専門医としての知識・技術・経験を十二分に生かし、安全で確実な手術を行います。
膣縮小術の効果が薄れてしまう原因
膣縮小術は、基本的には半永久的に効果が持続しますが、手術を行ってから出産、加齢、生活習慣、運動不足などが原因で膣の緩みが出てきてしまうことがあります。
この場合、前もって予防することができますので、膣縮小術を行ってから予防法をご指導させていただいております。
男性がセックス時に求めていること
おそらく締まりを良くしたいと思っている方は、これまでセックス時にパートナーから「緩い。」と言われた経験があったりすると思います。
また別の理由としては、膣が広いことで男性経験が多いと思われないか、不安になっている方もいると思います。
これまで手術をしてきて、女性の方から手術に至った経緯などを聞くと、やはりセックス時の満足度を高めたいと思っている方が非常に多くいます。
知人の男性にセックス時に求めることを聞いてみると、一時的な締まりではなく常に締まりが良い状態の方が気持ちが良いと言っていました。
これはどういうことかというと、女性は一時的に膣を締めようと思うと、キュッと締められます。男性もこれはこれで気持ちがいいそうですが、それ以上にやはり常に締まりがある方が気持ちが良いとのことでした。
それぞれどのような原因で膣が緩んでしまったのかを把握し、必要に応じて改善方法を選択することで、男性により満足してもらえるセックスができるようになると思います。
もし上記でお伝えしたフィラー注入や膣縮小術についてご希望の方は、ゆかりクリニックのホームページにて詳細をご覧いただければと思います。
まとめ
男性とのセックスをより良いものにするためには、締まりを良くすることもひとつの手段だと思います。
ただ、何よりも大事なことは、どんなことであってもやはりきれいごと抜きで相手を想う気持ちがセックスをより良くする方法でもあると思います。
その上で膣の締まりを良くすることでさらに相手を気持ちよくさせ、満足させられることにつながっていく。
膣が広いとどうしても遊んでいるイメージがつきやすく、男性としては不安になってしまったり、心配してしまうこともあるそうです。
そういった不安を取り除くためには、今回お伝えした締まりを良くする方法をぜひ参考にしていただきたいなと思います。
今回の内容が少しでもお役に立てると嬉しく思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ゆかりレディースクリニック
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