当院について

辻 ゆかり院長

中学生の頃から悩んだことが私の原点

私は中学生の頃から月経不順、月経困難、化膿したニキビが顔一面と背中と胸にもできており、おまけに全身が毛深く、なかなか自分に自信が持てずにいました。

ニキビの治療と、脱毛に学生の頃にバイト代の大半をつぎ込んでしまいました。当時の脱毛はニードル法といって、針で毛の一本一本に指して毛根を破壊する脱毛法だったので、とても痛く、時間とお金もかかりました。

それでもなんとなくムダ毛は薄くなりました。ただ、静脈瘤で脚が出せませんでした。ニキビは有名な皮膚科や漢方薬局を受信しましたが、改善するどころか、ニキビの中にニキビ跡のくぼみや赤みまで合体してしまい、他人と目を合わせて話をするのが嫌でした。

月経不順、ニキビや多毛、月経困難は今から思えば多嚢胞性卵巣症候群や子宮内膜症による症状なのですが、当時はこれらを診断する医師もいなかったし、もしいたとしても現在の低用量経口避妊薬やLEPのように副作用も少なく安価で確実な治療法がない時代でした。

ニキビや生理痛はホルモンバランスの異常から生じる病気なら、女性の内科的(ホルモン、自律神経)、外科的(産科手術、婦人科手術)の両方をトータルで診察できる産婦人科医になることに決めました。

ゆかりレディースクリニックを開業

産婦人科専門医となってから、患者様から肌や髪の毛のこと、痩身、乳房、女性器の悩み、性生活のことなど、大学で習っていないことも相談されるようになりました。

勤務医だと病院の方針もあったためそういう相談には応えることはできませんでした。

私自身の経験からも産婦人科医としての知識と経験を活かして、婦人科、美容婦人科、アンチエイジング医療を融合したクリニックを目指して、ゆかりレディースクリニックを開業しました。

私の最大の目標は、産婦人科専門医として女性の悩みを解決できる女性器のスペシャリストになることです。特に女性器の悩みについては、今後もさらに力を入れていきたいと考えています。

私が学生の頃、悩み続けたことが今では大きな財産だと思っています。患者様が悩んでいる気持ちがよくわかりますし、その悩みを解決できる、いわば駆け込み寺的な存在になる必要があると思っています。

悩みが解決できるとどれだけ気持ちが晴れやかになり、幸せになれるのか、これまで患者様の治療に携わってきて、本当に感じるところです。

1人でも多くの女性の悩みを解決できる医師であり、安心できるクリニックにしていきたいと思っています。

「こんなことは病気でないかも…」と思っている方、自分自身のより良い心と身体を知るために、気軽に相談しにいらしてください。

ゆかりレディースクリニック 医院長 辻 ゆかり

経歴

  • 1992年4月琉球大学医学部卒業
  • 1992年5月~沖縄共同病院 勤務
  • 1995年5月~耳原総合病院 勤務
  • 2004年6月~荒木産婦人科・肛門科 勤務
  • 2004年12月ゆかりレディースクリニック開院

所属学会

  • 日本産科婦人科学会【産科婦人科専門医】【母体保護法指定医】
  • 日本女性医学会
  • 日本女性心身医学会
  • 日本性感染症学会
  • 日本感染症学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本抗加齢医学会
  • 日本内科学会
  • 日本性科学学会
  • 日本エンドメトリオーシス学会
  • 高濃度ビタミンC点滴療法学会
  • 日本美容皮膚科学会
  • 点滴療法研究会

 

看護

私達は看護師として、主に女性特有の病気の診療介助に携わっています。一生のライフサイクルの中でその時期に応じた身体的、心理的変化のお悩みや不安があると思います。

婦人科疾患は無症状に進行することも多いため、婦人科検診も含め、お気軽にご相談ください。同じ女性として不安な気持ちを少しでも和らげ、安心して治療を受けられるようサポートしていきたいと思っています。

医事課・メディカルサポート

当院では、女性の専門医によるサポートをしております。私たち医事課は主に受付業務やメディカルサポート、ピル外来を担当しております。スタッフ全員が婦人科としてのスキルアップを目指し、日々努力し、取り組んでおります。

婦人科に抵抗のある方も来てよかったと思っていただけるような、笑顔とあたたかみあふれる医療サービスを心がけています。何か困ったこと、わからないことがありましたら、ぜひ気軽にお声かけください。