大陰唇の色や大きいのが悩み|陰部の膨らみが気になる方に伝えたい手術について

大陰唇の色や大きいのが悩み|陰部の膨らみが気になる方に伝えたい手術について

女性器には大陰唇と言われる外側にあるヒダの部分があります。この部分は、膨らみがある程度あるものですが、先天的に膨らみが大きい方がいます。

本来の大陰唇の役割は、脂肪をある程度蓄えることで尿道口や生殖器を保護する役割がありますが、あまり膨らみが大きすぎるとパートナーが気にしてしまう可能性があります。

また、あまり大きすぎろと汚れも溜まりやすくなってしまうため適度なサイズを保つことをおすすめします。

今回は、この大陰唇と言われる膨らみの大きさに悩んでいる方に向けてお伝えしていきたいと思います。

 

大陰唇とは?

 

改めて大陰唇とは、どこの部分のことを指しているのでしょうか。

それは、こちらです。

 

大陰唇とは、いわゆるビラビラと呼ばれる小陰唇と太ももの付け根の間にある部分のことであり、脂肪によって膨らみが出るようになっています。

大陰唇の役割は、冒頭でも触れましたが、生殖器や尿道口を保護する役割があったり、衝撃などから女性器を守る役割があります。

だからこそ脂肪がついて膨らみを持っていますが、この膨らみは人によって大きさが変わり、それが悩みとなっている方もいます。

 

大陰唇の大きさに悩む方に伝えたいこと

 

大陰唇の大きさはなぜ大きくなるのでしょうか。

それは、何かが後天的に起こってというよりも、遺伝的な要因で決定しまいます。ですので、もし大陰唇の大きさで悩む方は、ある意味で生まれ持った宿命のようなものかもしれません。

病気的なことが原因ではなく、大きさがどうであれ健康なことには違いありませんので、そのあたりはご安心いただければと思います。

ただ、そうは言っても大陰唇を見られてパートナーに「すげー膨らんで、形やばくない!?」と言われたりすると、ショックでしょうし、悩むと思います。

大陰唇が大きくて悩んでいる女性は、改善策はないのでしょうか?

今のところお薬で何かをするという方法もなく、改善策としては大陰唇縮小術といって、大きくて気になる形をご自身が望む形に切除することができます。

また色が黒くて気になっている方も、その部分を切除することで改善することができます。

 

大陰唇縮小術とは?

 

大陰唇縮小術とは、文字通り大陰唇を縮小するために行う手術のことです。

この手術は、比較的に希望者が多く、クリニックで美容婦人科の手術を行ってきましたが、大陰唇の手術をされる方も全体の割合を見ると非常に高くなっています。

実際の手術内容は、気になる大陰唇を希望する大きさなどに切除して縫合します。

 

このような手術を行うことで希望の大きさにすることができますし、黒ずみで悩んでいる方も同じように黒ずみを切除し縫合することで悩みを解決することができます。

身体への負担も少なく、手術も比較的簡単なのですぐに理想の女性器にすることができます。

 

下着がこすれて陰部が痛む

 

体重が増えて太ももに脂肪が多くついてしまうと、内ももの内側が触れ合い汗をかくこの季節なんかは痛くなることがありますよね。

これと同じように大陰唇の膨らみが大きい場合、下着にこすれていたくなることがあります。

この原因は太っているからではなく、上記でお伝えしたような先天的な大陰唇の形が問題になります。

あまりに痛くて悩む方の解決方法としては、やはり大陰唇の大きさを調整する大陰唇縮小術をすることが考えられます。

他の方法としては、下着にこすれても痛みが出ないようにクリームやオイルと塗って滑りを良くするということになりますが、ある意味対処療法的なことになってしまいます。

下着がこすれて陰部が痛むという方は、このような解決方法があるということも知っていただければと思います。

 

大陰唇縮小術の詳細について

 

大陰唇縮小術をご希望の方は、こちらを参考にしていただければと思います。

手術の内容

大陰唇縮小術については、上記でお伝えしたように、大陰唇と呼ばれるいわゆるビラビラと言われるの部分の外側をご希望とする形に切除し、縫合していきます。

当クリニックでは、私、辻ゆかりが責任を持って行います。私は産婦人科の専門医でありこれまで数万件の症例と向き合っており、安心してお任せいただければと思います。

手術に適している方や症状

  • パートナーから「あそこが大きい」と言われて悩んでいる
  • 大陰唇が大きすぎるとため、下着にこすれて痛い
  • 黒ずみやシワがあってパートナーに嫌がれないか不安
  • きれいな女性器を取り戻したい
  • ニオイが気になる
  • 性行為がしづらい

このような方に、大陰唇縮小術をおすすめします。

これまで大陰唇縮小術を受けられた方の目的

  • 旦那にあそこをもっときれいにしてほしいと言われたから(40代)
  • パートナーに「大きすぎない?」と言われてショックだったから(20代)
  • 下着を脱ごうとしたときにかなり臭いがきつかったから(30代)
  • 仕事で見られるときに「うわ・・・」と引かれてしまって仕事に影響が出ていた(20代)
  • 自分で自分の女性器をみたときに自信がなくなって、綺麗に保ちたかったから(40代)

これは一部のご紹介ですが、みなさんはこのような目的で大陰唇縮小術を受けられています。

料金について

大陰唇縮小手術(片側)238,000円
大陰唇縮小手術(両側)432,000円

※ 上記料金には、いずれも局所麻酔、手術、検診2回分の料金を含みます。
※ 表示の料金は、2017年10月21日時点での料金です。料金は変更になる場合がございます。

手術後の注意点

  • 傷をきれいに治すため、縫合はできるだけ強く締めつけないよう行うようにしています。そのため、手術後出血することがありますが、数日で出血はなくなりますので、心配ありません。
  • シャワーは手術当日より可能ですが、入浴は医師の指示があるまで控えてください。
  • 自転車、バイクなど、直接患部に刺激となるようなことは3週間控えてください。内出血をして傷が異常に腫れて、仕上がりに影響がでることがあります。
  • 激しい運動は、4~6週後から可能です。
  • 性交は4週目までお控えください。
  • 腫れは4週目くらいでほぼ落ち着きます(個人差があります)。

治療の流れ

大きな流れとしては、

  1. 診察予約
  2. 大陰唇のデザインの相談と手術日の決定
  3. 手術当日-麻酔、切除、処置
  4. アフターケア

このような流れで、ご相談いただいてから、手術後を迎える流れになります。

1、診察予約

手術のご相談、ご予約はお電話・メールで受付しています。

TEL:078-391-7887

メールでご連絡を希望される方は、下記にお問い合わせ欄がございますので、そちらかたお問い合わせいただければと思います。

  • ご予約いただいた時間での診察予定ですが、当日の診察状況などによってご予約いただいたお時間通りに診察できないことがございますが、ご了承いただければと思います。
  • 大陰唇縮小術は、完全予約制で行っております。

2、大陰唇のデザインの相談と手術日の決定

ご予約いただいた診察時に、大陰唇の大きさや色、手術をご希望の理由などをお聞きし、実際に診させていただきます。

このときに、患者様がご希望とする小陰唇の形や大きさなどをご相談ください。診察当日に、手術のご予約も可能ですので、お悩みの内容をお気軽にご相談ください。

3、手術当日

当日の流れは、まず麻酔をしてから切除などに移行していきます。

麻酔について

麻酔は、表面麻酔と局所麻酔があります。

手術後の痛みを緩和するためと血を止める止血効果を上げるために、局所麻酔を行います。

手術を受ける際に一番不安や心配になるのが痛みだと思います。ご安心ください。手術の痛みを感じさせないように局所麻酔を行いますが、この局所麻酔の痛みを和らげることもできます。

ご希望の方は、手術前に表面麻酔と言われる局所麻酔の注射の痛みをとるための麻酔のクリームをご自身で塗っていただきます。

痛みが怖く、どうしても痛みを感じたくないという方は、静脈麻酔(50,000円/税別)を併用していただく方法もありますので、もしご希望方はご相談ください。

切除と処置

麻酔の後は切除などを行っていきます。

診察時にご相談して決めた大陰唇の形や大きさなどに合わせるように、現在の大陰唇を切除し、理想の形を形成していきます。

そして、切除した部分などの縫合を行いますが、一度に一気に縫合するわけではありません。これだけと傷跡が残りやすく、せっかく手術をしても跡が残りやすくなります。

そのため当クリニックでは、まず皮下を何層かに縫合した後、表皮を縫合します。そうすると、傷跡も残りづらく傷跡の心配もほとんどありません。

切除する際に使用するナイフは、術後の腫れや炎症の少ないコールドナイフと言われるものを使用します。

高周波やレーザー等は熱が発生するため炎症・腫れが一時的にできてしまいます。余分な出血を抑えたり、組織が厚い場合などには使用することがあります。

また、縫合には吸収が早く、組織に反応を残しにくい吸収糸(溶ける糸)を使用するため、抜糸もないですし、術後に傷跡が残りにくくなり、局所の炎症を最小限にすることができます。

4、アフターケア

手術を受けられた後、当クリニックでは術後最低2回の検診を受けていただきます。検診費用は手術料金の中に含まれていますので、この検診時のお支払いはありません。

術後7日以内の検診は、必ず受けていただいております。遠方の方もお手間をおかけしますが、必ずお越しいただくようにお願いしております。

基本的にはこのような流れで診察から術後までの流れを送っていただきます。

 

メールでお問い合わせをご希望の方へ

メールでお問い合わせをご希望の方は、お問い合わせより送信していただければと思います。

お問い合わせ

 

最後に

今回は、大陰唇の大きさや色、陰部の膨らみが気になる方に向けて原因や手術のご紹介を行っていきました。

現在は、大陰唇の形を変えようと思う場合、薬などでは変えることができません。ただ、大陰唇縮小術という方法をご紹介した通り、切除し、縫合することでご自身が望む形に変えられたり、黒ずみを解消することができます。

パートナーとの関係、ご主人、彼氏のと関係をより良くし、幸せな時間をより充実させるためにこのような方法もあることを知っていただけると嬉しく思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ゆかりレディースクリニック

ゆかりレディースクリニック

神戸・三ノ宮にあるゆかりレディースクリニック|婦人科・美容婦人科・避妊の相談・性感染症・人工中絶・婦人科検診・ピルについてなどさまざまなご要望にお応えします。JR三ノ宮から徒歩5分。
TEL 078-391-7887